*リクルーターのおしごと*

みなさん、こんにちは。
今回は、フォスタリング機関の職種のひとつ「リクルーター」の仕事の一部をご紹介します。リクルーターとは里親制度の普及啓発のために様々な広報活動を行う職種です。
その広報活動のひとつとして「パネル展示」というものがあります。
豊島区役所には、「庁舎まるごとミュージアム」があり、各階の通路を美術館・博物館に見立てて、廊下の壁面にさまざまな展示物が掲示されています。今回、そのミュージアムに10月2日から11月29日にかけて、里親制度の普及啓発の展示をする機会をいただきました。
展示企画として、制度紹介の他に、実際の生活の様子が伝わるとより里親家庭を身近に感じていただけるのではという思いのもと、「わたしの好きなメニュー」と題して、里親家庭で暮らす子どもたちに好きなメニューの絵を描いてもらい、里親さんにはそのレシピを伺いました。
子どもたちが描いてくれた、里親さんの作るおいしそうな料理の絵に、子どもへの想いが詰まったレシピを付け、A1サイズのパネルに仕上げました。
9月某日、パネル入れ替え作業のため、区役所の広報課に出向きました。

まず、仕上げたデータ11枚を、大型印刷機でA1サイズに印刷。広報物を印刷するときは、ミスがないかどうか、いつもハラハラします。印刷したものを、今度はパネル枠に合うように、片側をカットします。


その次に専用の木のフレームに1枚ずつ入れていきます。大きな紙が折れたり汚れたりしないように慎重に作業します。


子ども達が描いてくれた絵は、それだけでもおいしさが漂ってきますが、そのおいしさのポイント入りレシピが収まると、一段と輝いて見えました。
思い描いていた企画が、多くの方の力をお借りして、目の前に仕上がるときの達成感は、リクルーターならではのやりがいです。