里親フォローアップ研修「応急救護」開催の様子

 先日、里親フォローアップ研修にて消防署・消防団の方を講師にお招きし、「応急救護」をテーマとした講座を開催しました。初の試みだったのですが、定員を超えるお申込みがあり、担当者としてとても嬉しく、楽しみにしていました。当日は、心肺蘇生やAEDの方法のほか、誤飲・骨折等のケガや事故の際の対応について、実技を交えながら学びました。皆さん熱心に耳を傾け、実技にも取り組んでくださり、「プール等で溺れて心肺停止したときは体を拭いてからAEDを使用したほうがいいのか?」「実際に起こったら冷静ではいられない気がする、救急車が到着するまでのサポートシステムなどはどのようなものがあるのか?」など具体的な質問がたくさん出ていました。

※119番通報の後に行う応急手当については、Live119(東京消防庁が導入している映像を活用した口頭指導)の案内をしていただき、多くの里親さんの安心につながったようでした。

 研修後には、講師の方からも「こんなに積極的に質問が出る研修はなかなかありません」「参加者の皆さんの真剣度がとても伝わりました」との感想をいただきました。

 養育中のお子さんの安全を守るため、そして、身近で事故やケガが起こったときにも、今回の研修での学びを活かしていただけたら嬉しく思います。これからも里親さんが必要としているテーマ・内容の研修を企画・実施していきたいです。