新年度スタートの日

令和5年度がスタートしましたね。毎年、エイプリールフールの活用方法がわからないままこの日を過ごしているところです。

今日は暖かいですね。少しずつではありますが、外を歩くときにマスクをそっとはずす機会が増え、ここ数年遠のいていた、風や花などの香りが身近に感じられるようになりました。

昨日までの令和4年度と、何ら変わらない今日のスタートではありますが、いくつかの変化を感じてもいます。1つは、3年間取り組んできた荒川区のフォスタリング業務を、区内で4月1日より児童養護施設を開設した法人に引き継ぐことができました。荒川区は、特別区児童相談所開設のなかでも、先行3区と言われる特別区モデル実施区のうちの1つでした。2年目からは、今回引き継いだチームの職員を、出向職員として二葉のメンバーに招き、一緒に取り組んだ2年間でした。他法人のメンバーと一緒に仕事をすることは、ドキドキするとともに、とても新鮮でした。こうやって、子どもと里親さんのサポートをしようと集まったメンバーが、それぞれに巣立ち、そしてまたその地域で根差していくためのスタートを切ることもこの時期の醍醐味かもしれません。

私たち、フォスタリングチームも、41名で、今年度スタートします。葛飾区児童相談所のフォスタリングチームも10月の開所に向けて準備をスタートしました。やりたいこと、できることを増やしながら、大切なものをその都度確認し、一歩一歩、歩めたらと思います。二葉乳児院の理念は、Children First です。今年度も、すべての子どもとその家族にしあわせが届くようにと願っています。

フォスタリングチーム統括 ちょうだじゅんこ