おしごと紹介シリーズその3~宿直業務編~

梅雨も明け夏本番となり毎日暑い日が続いていますね。

緊急事態宣言も出てしまっている夏休みですが、

子ども達は思い思いに過ごしています。

さて今日はおしごと紹介シリーズです☆

今回は入職して5年目になる職員の宿直業務の紹介です。

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○宿直業務○

13:00   引継ぎ

        早番、宿直明けの職員から前日や朝の様子を聞きます。

14:30   片付け、お風呂等の準備

        平日の場合は子どもの宿題を見る

15:00   おやつ

17:00   入浴介助

◎引継ぎ後からお風呂までの間に専門職や児童相談所の人とのやりとり、寮職員との相談などを一気にやります!

 18:00   夕ご飯

 19:00   洗濯物、歯磨きの仕上げ、食器洗い、子どもとお話しなど

◎子どもの年齢によって就寝時間が違うので、話せる時間が決まってきます。大切な話(学校のこと、おうちのこと、生活のこと・・・)がある子は「今日の夜話そ!」と誘っておいて、時間を取ってもらうことが多いです。高校生は小さい子が寝てからゆっくりと時間を取って話しています。

 22:00   引継ぎ 宿直入り業務終了

         遅番の職員から午後の様子を引き継ぎます。その後時間をずらし2回程見回りを行い、子どもた ちが在室しているのか確認をします。夜さみしくて泣いている子、暑くて泣いている子、眠れない子、夜更かしている子・・・などいろんな子がいるので確認は大切です。

◎公務室の片づけや記録など、宿直勤務だとゆっくりできるので私はいつも寝るのは遅くなりがちです。早めに寝て朝早く起きて仕事をすることもあります。私の寮ではあまりないですが、夜子どもが起きてくることもあります。人によってはあまり眠れない人もいるかもしれません。(私はぐっすりと眠れています笑)

 6:00   起床 宿直明け業務スタート

        早い子だともう起きている場合もあります。

 6;45   早番職員との引継ぎ

 7:00   子どもを起こす、朝ごはん

 8:00   学校へ送り出す

 8:30   掃除

 9:00   朝礼 

        宿直明けの職員が事務所に集まって、昨日の様子を報告します。大変だったことも話せるので息抜           きになります。

 9:30   掃除の続き、事務作業(必要に応じて勉強補助、余暇支援も行っています)

       早番、日勤の職員が出勤しているのでうまく役割分担をして、事務作業をしたり児童相談所や専門職と話す時間をとったり、買い物にも行ったりします!

 12:00   お昼ごはん

 13:00   引継ぎ 遅番、宿直入りの職員に昨日の様子や朝の様子を伝えます。

 15:00   退勤

子どもと話しをしている風景

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食器の片づけ

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〇宿直業務で感じること、意識していること〇

 私は電車通勤をしているので、遅番勤務よりも宿直勤務の方が終電時間を気にせずゆっくりと子どもと関わったり、事務作業をすることができるので好きです。夜は1人で2つのお部屋を見るので最初は不安になることもありましたが、他の寮の職員さんも近くにいるので心強いです。実際に緊急事態があった時すぐに駆けつけてくれたこと、自分が駆けつけたこともあるので1人ではないという気持ちでやっています。

 意識していることは整理整頓です。掃除をすると頭の中が整理されて何をすればよいか見えてきます。色々な人が使うので煩雑になりがちですが、片づけをしながら提出物が見つかったりほかの人がやってくれた仕事に気づけたりするので冷静にもなれます。次の仕事のイメージをしてから寝るようにしています。

〇就職を考えている方へ〇

 宿直の仕事内容を見ると「大変そう」と思うかもしれませんが、最初はどんなことでも大変だと思います。でもそれは初めてのことで慣れていないからです。子どものことや寮のこと、仕事内容がわかってくれば少しずつ慣れていって自分のスタイルがつかめてくると思います。私も余裕をもってルーティンができるようになったのは3年目になってからでした。人によってすぐ慣れる人もいれば私のように時間がかかる人もいると思いますが、1番大切なのは一生懸命になることと、なによりも楽しむことだと思います!

たくさん悩みますが、その分子ども達と一緒に成長できる仕事だと思うので、ぜひお待ちしています!