事業概要/二葉学園の歩み

事業概要

1. 名称    二葉学園

2. 経営主体  社会福祉法人 二葉保育園

3. 理事長   井上 従子

4. 組織    理事6名 評議員9名 監事2名

5. 施設長   小倉 要(平成24年4月1日就任)

6. 所在地   東京都調布市上石原2-17-7

7. 施設種別  児童福祉法による児童養護施設

8. 認可    昭和23年 1月1日

         昭和56年 6月 グループホーム第一分園設置(57年都試行認)

         昭和61年11月 グループホーム第二分園設置(62年都認可)

         平成14年 4月 第一分園地域小規模児童養護施設に移行(14年国認可)

         平成16年 1月 グループホーム第三分園設置(16年都認可)

         平成17年 4月 グループホーム第四分園設置(17年都認可)

         平成18年10月 グループホーム第五分園設置(18年都認可)

         平成19年 4月 地域小規模児童養護施設第六分園設置(19年国認可)

         平成19年 4月 東京都専門機能強化児童養護 施設として認可

        平成29年 4月 グループホーム第七分園設置(29年国認可)

        平成31年 4月 地域小規模児童養護施設第八分園設置(31年国認可)

        令和2年 10月 東京都多摩児童相談所フォスタリング機関事業受託



9.対象児童   2歳から18歳(20歳未満まで可)までの男女児童

         定員58名(本体施設40名、地域小規模施設18名)

その他、     狛江市子どもショートステイ事業 定員2名

        多摩市子どもショートステイ事業 定員1名

10.運営基本方針

(1)子どもの最善の利益を追求する施設運営をめざします。

(2)民主的かつ組織的連携強化による運営をめざします。

(3)学校および児相相談所、地域社会との連携を強化し、社会的に
   開かれた施設運営の実践をめざします。


11.職員構成

 園長、事務、栄養士、調理員、児童指導員、保育士、心理療法担当職員、治療指導担当職員、嘱託医、嘱託精神科医、看護師、家庭支援専門相談員、里親支援専門相談員、個別対応職員、自立支援担当職員、グループホーム支援員、地域支援担当職員     

二葉学園の歩み

明治33年 麹町番町に私立幼稚園創設

      (創立者 野口幽香 斉藤峰)

昭和22年 調布上石原に母子寮と養護施設を分園として創設

昭和25年 創立者 野口幽香永眠。徳永恕理事長就任

昭和26年 調布上石原分園焼失、再建養護50名

昭和31年 上石原増築、南元母子授産の家創設

昭和37年 調布上石原全面改築、母子寮廃止する

昭和39年 社会福祉法人となる

      村岡末広園長就任

昭和43年 調布上石原分園移転鉄筋改築、二葉学園と改称

昭和48年 徳永恕永眠、梅森理事長就任

昭和56年 二葉学園に分園(グループホーム)創設

昭和60年 小坂和夫園長就任

昭和61年 二葉学園に第二分園開設

平成 3年 園武友園長就任

平成 4年 二葉学園大規模改修、小舎制養護開始

平成 9年 第二分園自立的取組

平成12年 武藤素明園長就任

平成13年 二葉創設100周年記念式典、展示会の開催

平成14年 二葉学園 狛江市ショートステイ事業開始

平成16年 二葉学園第三分園(すみれホーム)を調布市に開設

平成17年 二葉学園第四分園(アスター)を調布市に開設

平成18年 二葉学園第五分園(けやき)を府中市に開設

平成19年 二葉学園第六分園(菜の花)を府中市に開設

平成19年 東京都専門機能強化児童養護施設の認可

平成20年 二葉学園60周年記念事業

平成21年 遠藤久江理事長就任

平成24年 武藤素明統括施設長就任、小倉要園長就任

平成25年 本園改築竣工

平成26年 新本園完成

平成28年 二葉学園第分一園(コスモス)改築

平成29年 二葉学園第七分園(あじさい)を調布市に開設

平成30年 二葉学園第六分園(菜の花)改築

平成31年 二葉学園第八分園(さくら)を府中市に開設

令和元年  井上従子理事長就任

令和2年  東京都多摩児童相談所フォスタリング機関事業受託

令和4年  二葉学園第三分園(すみれ)、第五分園(けやき)移転  

二葉学園がめざすもの

理 念

手をつなぐ、笑顔をつなぐ、未来へつなぐ
―未来に向かって自分らしく歩んでいこう―

養護目標
(1) 子どもの権利を守ります。
(2) ひとりひとりの自立を支援します。
(3) 家族と共に子育て(協働して)に取り組みます。
(4) 子どもを取り巻くすべての関わりを大切にします。
(5) 地域の子育てネットワークの発信地になります。


未来の二葉学園は

① 常に子どもを主人公とし、明日(未来)に向かって子どもと共に育つ二葉学園

② 家庭的養護の充実を図り、地域分散型児童養護施設の確立を目指します


様々な取り組み

自立支援
 自立支援担当職員を配置し、様々な支援機関との連携をしています。子ども達ひとりひとりが、それぞれの力を最大限発揮して社会で生活できるよう、自立に向けた取り組みを行っています。また、二葉学園を退所した方の相談支援も積極的に行っています。

心理ケア
 子どもたちの心の傷つきや、自分でも整理できない気持ちについて、子どもと一緒にいろいろ考えていく場として、二葉学園では、心理士による心理療法・カウンセリングを行なっています。

地域活動
 地域の方々との関わりを持ちながら子育て支援を行っていくことを目的に地域支援担当職員を配置し、地域との連携を強めています。また、地区子ども会に参加したり、小中学校の役員を引き受けて活動するなど、地域における子育て支援に積極的に関わっています。

食生活
 二葉学園では「食」が子どもの成長発達につながるという点だけでなく、時には癒しとなることも大切と考え、「献立を立て、食材を購入し、調理し、食べる」といった食生活の一連の流れを理解し、身につけて、各々が主体的に食生活を営めるようになることを目指していきたいと考えています。

行事・児童会
 各居室やホーム独自の小規模なレクレーションを始め、幼・小・中・高の横割り活動である児童会では年間を通して、子どもたちと職員が話し合って活動しています。夏には各児童会で宿泊を伴う活動もしています。また、希望者による強歩や、学園全体行事であるクリスマス会、卒園生を送る会、そして地域の方を交えた地域バーベキュー等、年間を通じて特色ある行事を展開しています。子どもたちが様々なことを経験する場として、行事や児童会の取り組みを大事にしています。

習い事・ボランティア活動
 すべての児童が自分らしさや自信を持てるように、ひとつは好きなことや習い事に取り組めるように働きかけています。(サッカー・野球・水泳・ダンス・そろばん・ピアノ・茶道・英会話・学習塾等)
 また、多くのボランティアの方に関わっていただいています。
(児童の個別学習・遊び・紙芝居・絵画・美容散髪・ピアノ・調理・環境整備等)

園長ご挨拶

園長の小倉です。
 2013年10月にお陰様をもちまして、新しい本園が完成しました。ありがとうございました。
今後はグループホームの整備をすすめていきたいと思います。
 子どもたちを取り巻く状況はますます厳しくなっております。子どもたちの最善の利益の追求,社会が子どもたちにとってフェアなものとなるように、私たちは日々取り組んでいきたいと思います。
 開かれた施設として、また地域に貢献していける施設として情報を発信していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

苦情解決の取り組み

苦情解決の取り組み方針

 児童の自立支援と権利擁護のために「第三者委員会」を含む「苦情解決システムの実践をさらに展開する。近年実施している「保護者会や児童との個別面談」「第三者評価システム」「第三者委員の提言」の評価や要望を積極的に受け、改善課題を明確にしながら施設運営の実践に反映する。


苦情解決(権利擁護推進)委員会の活動内容

1.苦情の要望が出せるように、児童へ宣伝して説明ポスターの作成、提示を行う。

2.苦情、要望が出やすいような具体的取組を行う。

3.第三者委員には職員や子どもと話し合うなど出来るように工夫する。

4.出た苦情については、職員会議、運営会議でも取り上げ具体的改善に努める。

5.第三者委員のメンバーには子どもの生活の様子を把握してもらうとともに、職員の相談システムの相談にものっていただく。

6、出された苦情要望の対応後の追跡確認を行う。

7、理事会及び理事長への報告を行う。