2016年7月10日

理事長からの挨拶

社会福祉法人二葉保育園では、長く、保育所に加え乳児院・児童養護施設を運営してきた中で、特に、社会的養護を必要とする子ども達の自立に向けた支援の重要性が増していることから、男子の自立援助ホーム「トリノス」を4年前に開設しました。

これまでの取り組みを通じ、ホームを利用する青少年の大半が中卒者であること、中卒者の社会的自立が従来にも増して厳しくなっていることが浮き彫りになっています。それは、中卒者の就労を巡る社会的な環境の厳しさとともに、利用者の多くが、(彼ら自身の責任ではなく)ごく当たり前と思われる生活習慣や社会常識等を身に付ける機会を得られずにきていることも影響していると思われます。

自立援助ホーム「トリノス」の専門職のスタッフ達は、このような青少年と日々をともにしながら、一人ひとりのより良い明日に向けて力を注いでいます。そして、地域の方々、企業や様々な団体の方々から様々な貴重な御支援を頂いており、私達の法人全体でもトリノスを支える努力を続けています。

法人の理念である「キリストの愛の実践」をめざして、これらの力を集約し、「トリノス」が文字通り「鳥の巣」のように、未来への羽ばたきの拠点となっていかれるよう願ってやみません。


理事長 井上 従子(いのうえ よりこ)