2016年7月10日

統括施設長からの挨拶

 
 私は22歳で二葉学園に就職して以来46年間この社会的養護分野に関わっていますが、社会的養護を必要とする児童は何といっても社会的自立をすることに対しさまざまな困難性を抱えることになります。二葉は0歳から入所する乳児院、概ね2歳から18歳までが入所する児童養護施設を運営していますが、18歳から20歳で社会的自立をめざす支援事業がこれまで不十分でした。この年代の児童や青年の就労支援や生活支援、家族関係支援や精神的な支援をするのがこの自立援助ホームなのです。
 4年前になりますが、多くの方々のご支援により、念願の「自立援助ホームトリノス」を開設することが出来、この4年間で充実した自立支援やアフターケアの実践に取り組むことが出来ています。今は一般の家庭においても社会的自立が困難な児童が多くなり、15歳から22歳くらいまでの様々な支援が必要になっており、ますます自立援助ホームの存在意義が高まっているところです。
 今後とも、このような児童の自立支援をいっそう進めるために、これからも皆様の物心両面のご支援を心からお願いいたします。

 

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常務理事・統括施設長
武藤 素明
(むとう そめい)