俺は俺の死を死にたい

自立援助ホームを利用するのは、義務教育を終えた15歳から20歳前後の人たちです。
いわゆる思春期といわれる時期です。
トリノスに来る人たちも、それぞれ自分と向き合い、自分がどんな人間なのか考え、
生きていく上で何を大切にして、どうやって生きていくのか、
葛藤に苛まれるわけですが、
自分なりの答えを出す上でそれまでの人生経験が大きく影響してきます。
残念ながらトリノスに来る子たちの中には、適切だったとはいえない養育環境で
育った人も多いわけですが、そういった中でサバイバル生活をしてきた人たちは
考え方に偏りが出たり、自分を守るために頑なになったりすることが往々にしてあります。
トリノスでは、利用者と職員が定期的な面談を経て、今後の方向性を確認して支援を進めるのですが、
大人の立場から見れば、どうしたってうまくいくと思えないような考えに固執する利用者と
対面しながら、いつも、どう伝えたら伝わるだろうかと悩みます。
一方で、周囲に振り回され、自分の人生を自分で選ぶ機会を奪われてきた利用者にとって、
自己決定の機会を保障する、ということも重要な支援なわけです。
自分で自分のことを決められ、それが成功したときに、人は自信を得ることができます。
昨日の面談も難航しました。
あんまりチクチク言っていると煙たがられて私の前では本音を言わなくなってしまうし。
結論はでませんでした。
次回はどんな話しをしようか。
日々勉強です。