せせらぎ農園からの恵をいただいて

地域の皆さんに私達を覚えていただきたくて、色んな場所にお顔を出させていただこうと意識をしておりましたが、殆どが職員1人体制の為、ホームを空にする事もできず動けずにいるのが現状です。そんな中、いつでもおいで~と言ってくださる、せせらぎ農園さん。
利用者へ職場の紹介もいただいております。

もう、すっかり冬ですが、お米の脱穀作業をお手伝いさせていただいた時の様子を
ご紹介させていただきます。
       
せせらぎ農園の田んぼの脱穀前の様子です。
まもなく日暮れと言う時間、均等に並んで干された稲が金色に見えました。

手馴れた先輩方が、効率良く流れ作業で脱穀作業へと取り掛かりました。
あ・うんの呼吸とは、こういうことなのでしょう。
手早く、確実に、次の作業がスムーズにいくようにと配慮され合いながら。

人生の先輩方の様子を自然に目にして誰もが生きていく知恵を引き継いでいけていた時代とは違う環境にある現代。
意図的にでも、こういうふれあいの場に参加できることはとても、必要なことだと思っています。
                
せせらぎ農園でのつながりで、働く場所を見つけた少年は、いまでも、少年の事情を理解していただける職場の先輩方に、毎日支えていただきながら休まず勤めさせていただいております。
    
ホームの夕飯時などでの少年と会話の中で、職場の先輩のお名前が出てきて、エピソー
ドなども聞かせてくれます。
さまざまな事情を抱えて育ってきた心は自分を否定的に捉えてしまう事もあります。
そんな少年達を自然と受け入れて下さる大人の方々と一緒に働くことを通して、自分がいることを喜んでもらえている事を感じているようです。
少年の瞳の奥が耀き始めているのがわかります。
  

三浦淳子